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数の子は、おいしい縁起物



二親(ニシン)に感謝し、子孫繁栄の願いを込めた数の子は、おせち料理の一の重に欠か
せない縁起物です。
でも、縁起物である理由は子孫繁栄だけではありません。

数の子は、幸運や幸福が似合う食材です。
お正月だけでなく、様々な食の機会でい
ろいろな幸せを願いながら、おいしくお召し上がりください。

 今回は数の子の歴史についてご紹介いたします。
  一番古い記録は室町時代の 1463 年、 『山科家礼記』です。山科家は天皇の用度係をしており、京都の市中で数
  の子を購入した記載があります。
  13 代将軍、足利義輝が数の子を食していた記録が残っています。
  安土・桃山時代: 1594 年、豊臣秀吉が前田利家邸の能会に赴いた際の饗宴の中に、数の子もありました。
  皆江戸時代:徳川幕府の 8 代目将軍 徳川吉宗が 、皆でお正月を祝えるようおせち料理に数の子を入れることを
  推奨しました。

 古くから愛されている数の子、これからもよろしくお願い致します。