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数の子は何故縁起物?
今回は数の子の縁起物について、ご紹介させて頂きます。
・数の子=「カツノコ」
江戸時代の「本朝食鑑」によれば、数の子( 鯑カズノコ)は、カツノコ(加豆乃古)とも言われて
いたとのこと。思わず『勝つのこ』と書きたくなりますね。
・カナダではエンジェル ウイング
形を壊さず取り出した、きれいなひと組みの数の子の形は天使の羽根に似ていることから、カナダでは、エンジェ
ル ウイングとも呼ばれています。
・別名、「黄色いダイヤ」
1950 年代に、北海道のニシンが激減。 希少価値が高くなった数の子は、「黄色いダイヤ」と呼ばれていました。
・数の子の黄色は、風水の黄色
風水の基本となる考えである陰陽五行説では、黄色は東西南北の中心の色であり、宇宙の中心の色です。そして風
水で黄色とは、金の気をもつ色とされ、金運アップをサポートすると
言われています。また、ポジティブな思考と向上心を持ちたい人の色でもあります。
・数の子の親、ニシンは春告魚
春告魚といえば、ニシン。俳句では、春の季語です。雪や氷がとける前に産卵のためにやってくるニシンは、春へ
の希望も運んできます。
数の子について、興味を持って頂けると幸いです。